海龍のつぶやき - Mumbles by the SeaDragon - (ダイビング編)

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アンボン遠征 (その 4) アンボン湾内 ダイブ

さて ここまでなにやら不平タラタラといった調子で書いてきたので、あまり楽しくなかったのかとお思いの読者も多いと思います。 が、 どんな状況下でもそれなりに楽しむのがダイビングの極意。 ここから暫くは アンボン島でのダイビング報告を3箇所に別けてご報告しましょう。 今回、海龍の愛機が故障のためカメラを持参していないので、写真は全て海龍以外の方の撮影であることを付け加えておきます。

 まずは アンボン島湾内の状況です。 アンボンがマルク州の州都であるのは古くから 周辺のスパイス諸島からの産物(主に香料)がここに集積され、ここから世界各地に搬送された為であります。 なぜこのアンボンの地が集積地になったかというと このアンボン湾のおかげなのです。 ちょうど人差し指と親指でUの字を作ったような形のアンボン湾は岸にかなり近いところまで30m以上の深度があり、波も入らず大変おだやかな海面です。 その為 Maluku Divers ではラグーンなどと称していました。

 ここには数箇所のダイブ・ポイントがあるようですが、我々が今回潜ったのは 沈船ポイントと LAHAポイントです。

 この沈船はアンボン湾の奥深く、ちょうど現在はプルタミナの石油基地の桟橋のちょうど50m程度沖合いに船首を南西方向に向けて沈んでいます。 第2時世界大戦初期に沈んだオランダの貨物船ということなので 開戦当初の大日本帝国の南方進出作戦の際に沈められたものと思いますが、船体上部には爆弾による損傷部が見当たりません。 貨物デッキの蓋を閉めた状態のようなので物資を下ろした後の空船であった可能性も高いと思います。 沈船の状況からみて桟橋から離脱しようとしたところでの沈没のようです。 


 全長は約150m程度 (ひょっとするともう少しあるかもしれません) 船首部 底部 約45m強 上部32m程度、船尾部 底部 約26m強、上部 12m程度 といったあたりです。 甲板部が鉄鋼構造をのぞいて抜けているところが多い(貨物デッキの蓋の部分か?)で 中級以上のダイバーでしたらちょっとしたペネチレーションも楽しめます。

 船尾にはでっかいラダーとスクリューが盗まれもせずに健在です。
上の写真は 多分煙突だと思われます。 海龍は船体中央部上方をマダラトビエイが通過するのを見たのですが、残念ながらガイドさん以外にはこれを確認した人はいませんでした。

 浮上直前に 船体最後尾のところで白い可愛いイザリウオを見つけました。 マクロものは やっぱりこのようにデザートといきたいところです。



 お次のダイブ・サイトはLAHAです。 湾内北側の Laha という漁村の前に位置します。 こちらはメナドのレンベ海峡と同じようなサイトで、ゆるやかな黒っぽい砂地の斜面で レンベ海峡と同じくマクロの宝庫です。 本来であれば最終日か、中日あたりであまり深く潜りたくない場合に最適のダイブ・サイトでしょう。

こちらでは イロイザリウオクマドリイザリウオオオモンイザリウオの他、ハダカオコゼヒメオニオコゼなどがみられました。 カメラ派には被写体に困らないサイトです。







 20cm大の巨大ウミウシや青色のマンジュウヒトデなどは海龍も初めてお目にかかったものです。





[2006/11/02 記]  

テーマ:ダイビング - ジャンル:スポーツ

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