海龍のつぶやき - Mumbles by the SeaDragon - (ダイビング編)

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日本でのダイビングはここが違う編


タンク容量が小さい!


   インド.パシフィック地域でダイビングで一般的に使用されているタンクは80cftと呼ばれる約11リッターのタンクです。 これに対して、日本では圧倒的に8リッターのタンクが多く、特に伊豆方面ではほぼ100%がこのタンクと言っても良いでしょう。  従って、潜水可能な時間が同じ深度であれば約30%ほど短くなります。

 この事は、割と簡単に皆さん頭に入るのですが、いざ水中で残圧を確認して、例えば残り70気圧で水深18m...後何分ぐらいは空気が持つか?と言った、経験から来る感覚は(頭で考えるものではないので)なかなか変わらず、エアー切れに為りがちになります。 特に減圧停止を必要とする場合は非常に危険な状態となりますので、タンク容量に慣れるまでは、いつもより頻繁に残圧チェックをするようにしましょう。 (ゲージの針がかなり速く振れていくことに気がつくでしょう)

   なぜ、小さいかと言うと、一番それらしき説明は、ダイビングが若い女性の間でブームとなり、最大の顧客層に対応した結果...というもののようです。  それにしても、1時間近く潜っていたのが、30分程度になると、なんとなくもの足りない気分はいなめないでしょう。  


 誰も手伝ってくれないぞ!

 インドネシア、フィリピン、タイ等の殿様ダイビングがすっかり身にしまっているあなた! 原則として誰も手伝ってくれませんよ。 器材、タンク運び、セッティング全部自分でやるのが当たり前。

 「エピソード 1」

   ジャカルタでダイビングを覚えたM氏は、こちらでもいろいろと問題児であったのですが、帰国後、お仲間に誘われて某所へダイビングツアーに出かけました。 現地で全員セッティングを終え、さぁと言うときになって一人だけ何も用意をせずにボーっとしている人間がいたそうです。 これが、M氏。 仲間が、どっか調子が悪くてダイビングをパスするつもりなのかと尋ねると「俺のセッティング、誰がしてくれるんや??」 と答えたそうで、これには一行全員が唖然としたということです。 その後、ジャカルタでは、講習の時以外、こんなのしたことあらへん」 とかブツブツ言いながらセッティングをしていたそうですが、それから、M氏をダイビングに誘うお仲間はいなくなったそうです。  実は、M氏を認定したのは、この私めであり、上記のエピソードを聞いた まだジャカルタに残っているお仲間の一員からは、あんな人を認定したインストラクターが悪いとお叱りを受けてしまいました。  (講習時は、まま問題はあっても一応ちゃんとやってはいたんだけどなぁ...ブツブツ...)  


 水中で勝手なことをしているとガイドだけでなく、他のメンバーからも怒られるぞ!

  あまり良いことだとは、思っていないけど日本のダイビングはほとんどが「船団護衛方式」で先頭にガイド、後方にアシスタントでがちっとガードされて一行が進むというものが多いのが実状。 本来はバディ単位で行動するのに、そこにはバディもへったくれもない。 あるのは、ガイドと客の1対多の関係だけ。  従って、水中で勝手にコースをそれたり、浮上したりして、一行とはぐれると、ガイド.アシスタントは必死になって捜す、その間他のメンバーは待っているだけで、最悪の場合は潜水を中止して全員で浮上。 当然、ガイドには怒られるは、途中で潜水を中断させられた他のメンバーからも怒られるはめになる。  
  
  エアーの消費が早い人は、勝手な行動よりは、他のメンバーからも受け入れられますが、あまり全員に迷惑をかけないように最初にガイドにその旨伝えておくと、その様にアレンジしてくれます。 どうしても、人と違うことをしたい人(例えばじっくりとマクロの水中写真を撮りたいとか)は、何をしたいのかを明確に告げ、専用のガイドを雇うべきです。


 「エピソード 2」

   伊豆は八幡野に長年のバディS君(DM資格保有、半魚人といわれるほどエアーがもち、僕よりか3割以上も長くもつ元ジャカルタ駐在員)と遊びに行ったときの話。  

  この時、完全な遊びで手伝わされるのはいやだったので2人ともレスキューで登録する用意をしていたのですが、真っ黒な色の体のでかい(S君も元ラグビー選手ででかい)のが、いろあせた器材をもって現れただけで受け付けでは既に疑いのまなざし。 挙げ句の果てに、S君のモルディブでの知り合いがたまたま、そこでガイドをはじめていたのですべてはチョンバレ。 頼みもしていないのに2人だけ、別にされ(せっかく若い女の子とご一緒できると踏んでいたのに....)、専用ガイドを付けられてしまいました。

   あらわれたガイドは、和製シュワルツネーガーといった筋肉マン。  オペレーター側があいつらに負けない奴ということでご指名となったらしい。 このシュワ君、こっちが完全お遊びなのでよろしく?って言っているのに、あら捜しをされるのではないかとビビッテいる。  僕らにしたブリーフィングが傑作。 ポイントはある沈船だったのですが、ぺネチレーション(沈船の中に入ること)は絶対にしてはいけませ?ん、と大声で言った後で、秘密ですが、中にはXXXXXがいておもしろい! でも入っちゃ駄目ですよ・・・ と一応は言いましたよ!って笑って言う。

   いざ、潜降して沈船に着くとこのシュワ君、真っ先に船内に突入。 挙げ句に、XXXXXを見つけて、ここ、ここと丁寧ガイド。  S君ともども船内を十分満喫したのでありました。  後で聞いたところでは、一般の客は絶対に連れて行けないし、かといって自分は行きたいけど其の機会があまりないので、今回テイク.チャンスしたらしい。  店の近くまで戻ってくると、「ぺネチレーションなんか絶対にだめですよね」と大声で繰り返す、右手はOKサインのシュワ君でした。  





・・・ club SeaDragon 旧サイトより 移転


[2006/08/04 記]  

テーマ:ダイビング - ジャンル:スポーツ

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