海龍のつぶやき - Mumbles by the SeaDragon - (ダイビング編)

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最近話題の ミミック オクトバス

NHK で特集報道があったせいで 一般の方にもそれなりに有名になったミミック・オクトバス。 実は 海龍はこれまでメナド遠征のおりに 何度もガイドさんにリクエストをしていたのだが、メナド湾内の砂地はおろかレンベ海峡でさえ、これまで実物にはお目にかかったことがなかったのだ。 それが 今回のレンベ海峡小遠征(2010年2月)、現地ガイドさんの手により あっけないほど簡単に6匹以上もの個体とご対面と相成った次第。

 まずは 一般的によく Web なんかに載っているような ミミック・オクトバスの写真を載せておこう。



ゼブラオクトパス(ミミックオクトパス) Thaumoctopus mimicus (Norman & Hochberg, 2005) 

 ミミック・オクトバスというのは どうも別称のようで 和名は ゼブラオクトバスというらしい。 マダコ科の一種で 学名がちゃんと付いたのは2005年とまだ新しい。 1998年までは正式には報告されていなかったようなのだが、擬態をするタコ(Mimik Octopus) としてダイバーの間ではそれなりに知られていたようだ。

 ヒラメ、イソギンチャク、ウミヘビ、ハナシャコなど 40種類もの擬態をするということになっているのだが、写真家の大方洋二氏は そのブログのなか夢を壊すようで申し訳ないが、ミミックオクトパスが擬態するというのは、逃げるための動作の一部にすぎず、それを人間が勝手に決めつけているような気がす る。人間に見つかってからヒトデやジョーフィッシュに化けてもまったく意味がないから・・・・。 と書いている。  

 タコの仲間が 周囲の状況にあわせて色や形を変えることは かなり知られている。 これを擬態と言えば擬態なので ミミック・オクトバスの場合も そのバリエーションが多いだけなのかもしれない。 擬態バリエーションに関しては 別の項目で書いてみることにしよう。

 ミミック・オクトバスは砂地に棲んでいて普段は砂地の巣穴の中にいる。 外に出てくるのは餌あさりの時ぐらいらしいので、砂地を普通に探しても そう簡単には見つからない。 現地ガイド諸氏は ミミック・オクトバスそのものを探すのではなくて その巣穴を探して、棒で巣穴の下をチョンチョンして ミミック・オクトバスを巣穴から追い出しているのだった。 どうりで これまで 単に砂地を探しているだけでは見つからなかったわけだ。

 さてこのミミック・オクトバス、ゼブラオクトバスというように 体が縞々模様になっているものとばかり思っていた。 確かに紹介されている写真のほとんどは上記記載の写真のように 縞々模様がはっきりしているのがほとんどだ。

 ところが 実際はそうじゃなかったのだ! 

 普段砂地の巣穴でのんびりしているときは 赤茶色の普通のタコとあまり変わらない色彩なのだ。

 最初は ミミック・オクトバスでない単なる他のタコかと思ったのだが、ガイドが いろいろと脅かすと 縞模様がはっきりしてきて 各種擬態を始めるのを実際に確認した。 我々が 普通写真を撮るような時は ガイドさんが先に発見して 十分に脅かして 所謂 ミミック・オクトバス風ポーズにしてから 呼んでくれるという図式であったようなのだ。


 ミミック・オクトバスが本当に意図して 別の生物の擬態をしているのかどうかは ともかくとして、とくかく沢山のバリエーションで いろいろなポーズをとり ダイバーの目を楽しませてくれるのは間違いない。 中には 何のまね?をしているのか 意味不明のものもあるのだが、次稿では 今回 目撃した ポーズを特集してみたいと思う。





[2010/03/03 記]  

テーマ:海水魚 - ジャンル:ペット

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