海龍のつぶやき - Mumbles by the SeaDragon - (ダイビング編)

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ウミウシ? 否! 巻貝の仲間です。

  2009年 コモド 海域 レバラン大遠征

 激流のポイントを離れて 安全停止の為に島の裏側の流れの弱い場所に深度を上げながら移動している時に 妙な ウミウシを発見しました。

左は この奇妙な生物を撮影する飛雄馬カメラマン
でも ストロボの方向がずれてますぞぉ・・・
 
 体調 約12cm程度、少し青みがかった黒い色の体にでっかい瘤状の隆起が数本ニョキニョキと生えた得体の知れない生物であります。 (下の写真)


 私、海龍も見るのは初めてです。 さっそくじっくり観察して 写真をパチパチと大量撮影。 一見したところウミウシのようですが、鰓が見当たりません。 ひっとして この瘤状のものが鰓なのかも・・・ 帰ったら調べようと できる限り 詳細に観察したのであります。

 なんだろう?とばかりに弄りまくった方がいらっしゃった(笑)ので、暫らくじっと観察しているとなにやらベローンと広がってきたのは 腹足風です。(右の写真の赤矢印部分) 

 なにやら貝っぽい雰囲気でもありますが・・・


調べました! こいつの正体は 列記とした巻貝の仲間,

イボベッコウタマガイ (Coriocella nigra

でありました。


 ベッコウタマガイの仲間 (Coriocella) は Velutinidae (Lamellariidae) に属するのですが この仲間は貝殻が体の中に埋もれているのが特徴だそうです。 ちゃんと弄くり廻して観察すると 薄っぺらでもちゃんと貝殻があるようです。(う?ん、知っていたら その気で弄くったのに・・・) なおイボベッコウタマガイがこのような形をしているのは なんと ウミウシへの擬態ではないかと考えられているようです。 英文ですがこちらを参考にしてください。

 ところで 日本のあるペット屋のホームページでは 税込み1840円の価格がついていました。 これが高いのか安いのか・・・ ただ 万円単位の値がついている熱帯魚もあるので それほど貴重価値がある訳でもないかも知れませんね。

これは綺麗! ウミウシ・ブラック アミメ模様(ニグラウミウシ
■特徴-------------------------------------
真っ黒な体色に、青い網目模様が入りとても綺麗で、コブのような突起が数個あるのが特徴的です。
外套膜で完全に覆われていますが中には貝殻があり、分類的には「ウミウシ」ではなく「巻き貝」の仲間のようです。(見た目は「ウミウシ」ですね。。。実際に「ウミウシ」として販売されることが多いです。)
カラーは茶色から黒色まで在るようです。

※写真の右側が頭部です。


 さて ここまでは良かったのですが、調子に乗って調べていくと例によって またまた頭が混乱してきました。



上のように ちゃんとコブコブがあれば まあ上述のペット屋さんも色は黒から茶色まであると書いてあるので混乱はないのですけれど・・・




 左側の写真から右にかけて だんだん コブがはっきりしなくなってます。 一番右なんかコブはほとんどあいrませんよね。 でも これも Coriocella nigra だと紹介されているのです。 なんか 上の列の写真とこの列の写真では全然イメージがちがいますよね!

 更に 海龍を混乱させたのは こちらの写真。



 Coriocella nigra だと思いきや これが違うのであります! こいつの名前は 同じ Coriocella でも Coriocella hibyae という別種なのです。

 近い親戚であることは間違いないようですが、ホントまぎらわしい。 どうも Nigraのほうは 体に網目状の模様があり Hibyae の方が 体がもっと柔らかく 黒い斑点があり ウミウシへの擬態というよりもスポンジ類への擬態を趣向しているようであります。

 貝やウミウシの分類は まだまだ 混乱のさなかと言われていますけれど、我ら 素人さんには 全く判りません。



2009年 コモド海域 レバラン大遠征 シリーズ 

  【 陸活動編 】
  【 水中編 】
おまけ: ウミウシ? 否! 巻貝の仲間です。






 


[2009/10/03 記]  

テーマ:海水魚 - ジャンル:ペット

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