海龍のつぶやき - Mumbles by the SeaDragon - (ダイビング編)

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高知県 宿毛沖 ダイブボート事故 =総括=

☆ 高知県 宿毛沖 ダイブボート事故 ☆ 

  事故が発生してから 2週間以上が経過しているのですが、相変わらず この事故に関連した 「検索」で 当サイトを訪問されている方が多いようです。 行方不明の船長さんの捜索も 公的なもの、私的なものも既に中止となっています。 熱帯の群島海域でもないので ハリウッドの映画のように 孤島に流れ着きそこで 数ヶ月生存して発見されるなどという物語も夢のまた夢でしょう。 

  勝手ながら ご冥福をお祈りするということで、 その後の情報などを含めて ここに 総括を掲載してみようと思います。



 事故発生数日後から どうも 2ch あたりでは いろいろな書き込みがあったようです。 筆者は スレ落ちした内容を読むソフトを持っていないので 最初の頃の書き込みは読めませんが、読めるものは 何種類かのトッピク全て目を通してみました。 一部関係者自身の書き込みと推測できるもの、また 2chらしい いい加減な推測など 玉石混合状態なのですが、全ての情報を総合して 筆者海龍なりの解釈をすると 概ね 下記のようなことになります。

 なお 筆者は 当事者からは直接は何も聞いていないのであくまでも 遠いインドネシアの地から ネット情報だけによる理論的組み立てと推測なので、 その点に関しては十分にご留意して、「当たらずしも 遠からず」程度で読んでください。


海龍の疑問、本当はなにをしていたの? で触れた筆者の疑問のいくつかは解明しました。 

報道にあった11名のダイバーの内訳は
  • 現地サービスのガイド・インストラクター 1名
  • 福岡の ダイブショップより 引率者(インストラクター) 1名
  • 同店のお客 3名
  • 兵庫の 大手ダイブショップ・チェーンよりの引率者(インストラクター) 1名
  • 同店のお客 5名 (問題の 流されたと言う女性を含む)  
 ということで、2つの別のグループを地元サービスのガイドが総合引率するような形であったわけです。 ちなみに報道で京都から来たグループというような表現になっていたのは たまたま 問題の女性が京都府在住者であっただけのようです。 また この兵庫の大手ダイブショップですが、実は この現地サービスの親会社筋にあたるようで、系列店から この現地サービスをよく利用していたようです。

 本当は 各ダイブショップの名前もガイド、引率者達の名前もネット上では流れているのですが、ここでは特定の個人や団体を非難するつもりは毛頭ないので あえて記載しません。 (それでも興味ある人は2chでも熟読すればすぐに判ります)

 該当店や該当インストラクターたちのブログやサイトはあるのですが、福岡は当初より我関せず・・・式で何も記載なし、後は結構 揉めて炎上したのか 該当部分が削除された形跡があります。(筆者は炎上中のものは 見ておりませんが・・・)


[ 書きけ中断 ]

当該女性はどこを流されたのか ?

 当該女性は潜降中に耳抜きがうまくいかず、途中でギブ・アップして浮上したもののようです。 当時の海況は三角波がたっていたというので、表層部では 下層部と違った方向に流れていたはずで、円滑にすばやく潜降しなければ 他のダイバーからは離されますし、浮上後も違う方向に流され続けるので グループの位置からは かなり離れて ボート船長から発見されたはずです。

 報道によると これを救助しようとした・・・ となっていますが、 ダイビング中に 途中で浮上してきたダイバーをピックアップするのは 当たり前のことであり、救助しようとしたという報道の表現は適切ではありません。

 では 他のダイバーは どうしていたのかと言いますと、どうもダイビングを継続した様子がみてとれます。 1名が浮上したことを知らなかったとしたら 大問題なのですが、そうではなく 承知していたと思われます。  バディもいっしょでない、リーダー格が同伴して浮上していない・・・などと議論はあるでしょうが、とりあえず その議論はここでは放置しておきます。

 グループはボートが当該女性をピック・アップし、その後、泡を追って一行をフォローしていると思い込んでいるわけですから、通常にドリフト・ダイブを追えて浮上してみると、船長を失ったボートは 表層の流れに流されて とんでもない場所に行ってしまっている訳ですから 当然水面で漂流状態となります。 約50分の水面漂流の後、通りかかった渡し舟に拾われたということです。



 ここまでだけを考えると 色々問題点はあるものの、さして 致命的な誤りがあったようには 思えないはずです。 ただ1点、唯一のボート乗務員の船長さんが 落下して行方不明になった点を除いて・・・・

 確かに 船長さんが 水中落下しなければ、もしくは 落下しても すぐ ボートに戻れれば、多少?荒れた海で豪快な?ドリフトダイブを実施したという武勇伝だけが 残ったのかもしれません。

 結局、問題点は、
  1. 風速15mもあるような海域でダイビングを決行しようとした判断
  2. ボートに船長以外にクルーが居ない点
  3. 船長さんが ライフ・ジャケットを着ていなかった点
なのですが、2と3は まあ 日本の現状では仕方ない面もままあるでしょう。 でも 1が大問題でしょう。 ベテラン船長をして、水面に落下してしまうというミスを犯すような海況に、耳抜きができずに途中浮上するようなダイバーを含んだグループでダイビングを決行する決断をしたのが最大の間違いと言えます。

 その意味で 総合ガイドの責任は重大なのですが、本来であれば 「船長」がきっぱりと 拒否すべきだったのだと思います。 船に関しては船長が絶対です。 だから 海況が悪いときは 客が何を言おうが、ガイドが何を言おうが 船長は拒否するべきものは拒否すべきなんです。

  本当は現地ガイドさんが 無理と判断してもなかなか 言うことをきかない我儘お客さんはいます。 そんな時は「船長がそう言っている」と本船運航の責任者である船長のせいにしてしまえばいいのです。 サービスのガイドや店長の言うことをきかない駄々っ子でも 「船長」の言葉は重いはずです。  その意味で 船長は 孤高の人であるべきで、あまりお客さんと交流しないほうがよいのではないかと考えます。 

  2ch では 福岡の引率者が 決行を強く主張したのが悪いような書き込みがたくさんあります。 きっとそういうこともあったのでしょう。 でも 船の運航に関して 最終決断をするのは 船長であり、それをサポートするのは 現地サービスのガイドです。

  追加としては 兵庫グループの引率者も自分のグループ参加者の実力をきちんと把握していないと言う意味で問題があります。 海が荒れていなくても 上級者向きといわれるポイントに 耳抜きでトラブルようなダイバーを連れて行くべきではありません。



 ただ 2ch の状況を読んでいると 裏では もっといろいろな 背景があったようではありますが・・・




*** このシリーズはこれにて 終了 ***





 ☆ 高知県 宿毛沖 ダイブボート事故 ☆ 
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[2009/12/04 記]  

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