海龍のつぶやき - Mumbles by the SeaDragon - (ダイビング編)

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Biak 遠征報告(7) ? 市内観光編

ビアック島には 特に観光する場所はありません。 が、先に書いたとおり 第2次世界大戦中の激戦地のひとつである為に 何箇所かの戦史ポイントがあります。

 ビアック島は 「北のアッツ島、南のビアク島」と評され、壮絶な玉砕の島として、それぞれ戦史に名を残しています。 詳しいことは Wikipedia ビアク島の戦い を参照してもらいたいのですが、守備側日本軍は圧倒的数の上陸米軍に対して天然の洞窟を利用して抗戦し、上陸後1ヶ月以上も 飛行場施設を使用させないという大奮闘のあと玉砕しました。
 

 その際に 旧日本軍の司令部のあった巨大洞窟が 「Goa Jepang」 として一般公開されおり 見学することができます。

 その洞窟は 現在のビアック市のすぐ裏の台地、北東部にあります。 下に 洞窟の入り口と言われていた 開口部の写真、当時と現在のものを掲載しておきます。

 実は この洞窟司令部は 2000名程度収容できた巨大な物であったにもかかわらず、上陸米軍はその実際の所在地をなかなか特定できなかったそうです。

 実際には グルッと奥の方に歩いていくと 斜面の中ほどに開口部があり こちらが本当の入り口だったようで、インドネシア政府の手により見学用の階段が当時の階段のそばに設置してあり 内部を見学することができます。




 内部には最後のこの洞窟での激しい抵抗戦を物語る遺品類がいまだにあちらこちらにまだ散在しています。 また現地の管理事務所の向かい側の建物には この周辺から回収された 日米両軍の遺品が 展示というよりは 積み上げて置いてあると言った形で保存されており これも見学することができます。


 さて もうひとつ 我々が訪れたのは 厚生労働省の戦没者慰霊事業として 1994年に建設された『第二次世界大戦慰霊碑』 です。 こちらは ビアック市の東側郊外のちょっと離れた海岸にあり、どうもこの辺から 米軍の上陸作戦が開始されたようです。  

 

  ちょうど 写真の壁の後側には 複数の横穴陣地があったようで ここで発見された日本兵の遺骨が半地下の納骨堂に安置されています。 実はこの壁の裏を覗いてみたのですが、コンクリートで蓋をしたような横穴がまだ複数残っています。 これらは 倒壊の危険があるので 取り合えず入り口を塞いでいるだけで 中はまだ検証されておらず、おそらくまだ遺骨があるだろうというのが 現地の管理人さんのお話でした。

 ビアックの守備隊は 東北地方の師団で構成されていたそうで 今でも時々 岩手・青森あたりから 遺族関係者が慰霊に訪れるそうです。


 ところが この前方の海岸が いやになるくらい美しいのです。 碑文には「戦争がもたらした全ての結果とその悲惨さを再び繰り返さないよう全人類に想起させる為のモニュメントである」と英文で記載されています。  この文章と海の美しさが悲しいほどの対比をみてています。


Site外 関連リンク : ビアク島からの生還





西パプア州 ビアック 遠征シリーズ

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[2007/04/19 記]  

テーマ:ダイビング - ジャンル:スポーツ

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